内装デザイン”というのは、乗り物や建物内部などの家具や内装を行うデザインのことを言います。
乗り物というジャンルでは航空機や自動車、鉄道や船など、また建物というジャンルではビルや店舗、ホテルや住居などについて、クライアントの希望に沿うように内装を作り上げていきます。
手がける部分はインテリアの全てですから、壁紙や内装材、カーテンや家具、照明といったものまで多岐に渡ります。
現在では建築において非常に大きな役割を担う分野として発展しています。
表彰も活発に行われており、代表的なものしては日本インテリア協会インテリアデザイン賞などがあります。
この内装デザインを行う上で3DCGソフトウェアをつきますが、近年では建築CADソフトウェアが使われるケースも増えてきました。
さてインテリアデザイナーになるためには、建築学科や美術工芸学校などを卒業するのが最も手っ取り早いでしょう。
現在ではこの分野の需要の高まりに対して、インテリアデザイン学科というものを作った大学も増えてきていますし、設置していないところでも専門の講義を行っているケースは多くあります。
インテリアデザインは古くから大きく変遷をしてきました。
特に20世紀以降はその傾向が顕著に見られます。
また地域によって特徴ある変化も繰り返しています。
例えば西ドイツではオフィス家具を中心に、耐久性に優れたデザインのものが生み出されました。
ランディと呼ばれるタイプの椅子ではスタッキングが可能など、芸術性よりも実用性を追求したものが多くなりました。
一方でイタリアではデザイナーに大きく頼ったインテリア作りが活発です。
これは新しく開発された素材を積極的に採用したり、逆に伝統的な手工業の中にモダンのエッセンスを入れたりと、自由奔放なデザイナーが作り上げたユニークな形状のものがいくつも出来上がりました。
一点もので非常に高価なものが多いのが、この時期のイタリアでの内装デザインの特徴です。
デザイナー、エンジニア共に募集をしています。
現在は主に開発領域に対して募集しています。