物やサービスを宣伝したいと考えた時に有効なのが、広告を出す事です。
この時に、文字だけで宣伝をするという事も可能ですが、そこに絵や写真等を組み合わせると、より効果的な宣伝を行う事が出来ます。
ただ、絵や写真だけでなく、文字の書体等もデザインの一部となります。
こうした捉え方をすると、日本の場合、江戸時代よりも昔からとても多くの広告が作られてきた事になります。
実際に、広告デザインという形で大きく注目を集めだしたのが、戦後の高度成長期に入ってからです。
高度成長期には様々な物が作られ、それを宣伝する為にとても多くの広告が作られました。
チラシという形の広告もあれば、雑誌や新聞等に掲載する広告、そして看板等、その種類はとても多彩です。
それらはこの時期に始まったのではなく、以前からもあったものですが、高度成長期に入ると、そのデザイン性が高まり、目を引きやすい広告が一気に増えた事が大きな特徴のひとつになっています。
この時期に多く作られたのがホーロー看板です。
紙媒体の広告とは違い、ホーロー看板は、一度掲示するとそのままその場所でずっと宣伝を続ける事になります。
このホーロー看板は、今でも残っている物が多く、アンティーク広告として人気になっています。
そして、広告デザインは時代と共に進化をし、ただ商品を宣伝するだけではなく、広告そのものが話題になる程、ハイセンスなものも増えてきています。
更に、デザイン性の進化だけでなく、広告の媒体も大きく変わり、それにより出来る表現も増えてきています。
現在増えてきているネットでの広告の場合、静止画だけでなく、そこに動きを加えるという事も可能です。
時代と共に広告デザインの形が進化しているのは、いつの時代も、商品やサービスを多くの人に知って貰う為には広告が欠かせないものの為です。
ですから、広告デザインというのは、これからも様々な形で進化や発展を続けていく分野のひとつです。
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