UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供するN’s Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社の永富です。
日々驚きの進歩を続けている生成AI。
その中でも、今日はUIデザインを一瞬にして作ってくれる生成AIサービス「Galileo AI」を実際に使ってみました。
使い方は簡単。ChatGPTなど他のAIと同じように、テキストでどんなUIを作りたいかのプロンプトを入力したり、画像(ワイヤーフレームなど)をアップロードするだけ。
私はひとまずテキストのみでプロンプトを作ってみました。
生成AI系のサービスは言語によってクオリティに差がでると聞いたことがあったので、まずはGoogle翻訳さんで英訳してもらいます。
今回は「ちょっとGalileo AI触ってみたいな」くらいの状況だったのと、たまたまGoogle翻訳を直前に使っていたのでそのまま使いましたが、そもそもChatGPTをがっつり利用してプロンプトを用意するのも良いと思います。
それをそのまま、Galileo AIにコピペしてGenerateします。
この段階で、Mobile向けなのかWeb向けなのかを選んで生成できるのと、サイト上で他のユーザーに見られないようにするかどうかの設定ができます(有料プラン契約者向け)。
そしてしばらくすると……?
もうできてるー!!
サムネイルまで全て違うものがちゃんと入っているのにびっくり。しかも3パターン。
複雑な機能を利用するための画面ではなく、個性的なデザインテイストでもないので、実際のクライアントワークの際にブランディングなどを意識する前提でどこまで使えるのかは試していませんが、少なくとも最初のアイデア出しやベース作りとしては十分なのではないかと思います。
そしてGalileo AIで一番便利だと思ったのはここから。
ただの画像生成で終わらず、ここからFigmaへのエクスポートまでできてしまいます。
実際にエクスポートしてみた画面がこちら。
流石にコンポーネント化やレイヤー名の整理までは難しいですが、レイヤーの構造がごちゃごちゃになるわけでもなく、テキストもきちんとテキストとしてエクスポートされています。
少し編集すれば全く問題なさそうですし、おそらく今後近いうちにコンポーネントやレイヤー名を自動で用意してくれるところまで進歩するのではないかと思います。
すぐにでも業務で利用できそうですが、商用利用には有料プランの契約が必要になるので注意が必要です。
またFigmaへのエクスポートも上限があるため、実務への利用には有料プランの契約が必須かも?
またGalileo AIのサイト上では、他のユーザーがGalileo AIを利用して作ったUIデザインがギャラリーのように掲載されていて、参考として閲覧することができます。
面白いのは、ただUIデザインが見られるだけでなくプロンプトも一緒に公開されているところ。
どんなことを書けばどんな生成結果になるのかを比較できるので、かなり参考になります。
さまざまな生成AI系サービスを触ってみていますが、「何を作りたいかをどこまで明確にできるか」そして「生成されたものが適切かどうかを判断できるか」が今後人間に求められる部分になりそうだなと感じています。
プロンプトを作り、それをもとに何かを生成するところはもう人間では太刀打ちできない段階がすぐそこまで見えていますが、一番最初の「何を作るか」と一番最後の「作られたものをそのまま利用してよいか」の決定は、やはり人間がすべきところではないかと現段階では思います。
ものすごい勢いで進化していくAI。これからも注視していきたいですね。
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