UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 の 中田和行＠神戸のデザイナ社長 (facebook) です。

このブログでは最近の[屋号]の動きをお伝えしていますが、ここで、少し振り返って僕が起業するまでの道のりをお話してみたいと思います。

僕は二十歳くらいの頃からずっと、独立したい、自分で商売をしたという想いを持っていました。
最初は大手電機メーカーで営業をしていたのですが、大手の仕事は会社の看板あってこそのもので、独立にはつながりません。将来につながる道を探しているときに Web の仕事を知り、この業界に入りました。

そして、大阪の制作会社で広告デザインや Web のディレクションや開発をひととおり身につけ、アプリの企画とデザインをするために東京の会社へと転職して働くなかで出会ったのが、設計の意味が強いデザインです。
それまでは、訴求する事を目的とした見た目のデザインや、Web の実装をメインで取り組んでいたので、大切なのはデザインよりシステムだと思っていたのですが、アプリケーション（ユーザーが何かの目的で利用するため) の UI デザインに携わった事をきっかけに、「デザイン ＝ 問題解決の手段」なのだと強く思うようになってきました。

これまで、人間中心デザインや、デザインシンキング、サービスデザインという色々な手法を学んできましたが、学べば学ぶほど、自分で思う存分サービスやプロダクトをデザインしたいという気持ちが大きくなってきました。

東京に移ってからは、スマートフォンアプリの開発をする会社で多くのビッグクライアントのアプリ企画・デザインに携わり、デザインチームの立ち上げを行いました。その次に、自社でサービスを持っているところで仕事がしたいと考えて名刺管理サービスを提供する事業会社に移り、そこでチーフデザイナーもつとめましたが、やはり会社のお金でやっている限りは、自分でサービスやプロダクトをデザインできる部分には限界があります。

自分が良いと思うものを作り、自分が問題に感じることを解決するためにはやはり独立することが必要だと感じました。
その後、昨年3月に娘が生まれたことをきっかけに独立を決意、キリの良いタイミングで故郷である兵庫に戻り事業をスタートました。

自分で事業をスタートして、半年以上たった今の感想は「独立してよかった」の一言につきます。
もちろん、事業を進めていくうえで色々な課題があり、やるべき事はとても多くなったのですが、それでも自分が目指しているものに少しずつ近づいていきながら仕事をする事は、とても楽しいものだと実感しています。

15年越しの思いをもって始めた、[屋号]をスタートしたこの気持ち。そして、もっともっと多くの問題を解決していきたい。そんな気持ちを忘れずに、これからも楽しみながら事業を進めていきたいと思います。

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中田和行＠神戸のデザイナ社長

デザインに強いWebシステム開発 N’s Creates 株式会社のデザイナ社長。神戸・三木からオンラインで全国対応。元Sansanチーフデザイナ←フェンリルで企画とデザイン←広告会社で制作全般←日立でメーカー営業。 ほぼ食べ物のインスタやっています。 (@kaz_nscreates)