UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 の 中田和行@神戸のデザイナ社長 (facebook) です。
『今は順調でも、いつどうなるのかはわからない』
これは、僕が常に感じていることでもありますし、
おそらく経営者の方ならば多くの人がそう感じているのではないでしょうか。
今は自分たちの提供するサービスを求めてくれる人がいるから、
それらを提供し、対価としてお金をいただいていますが、
そのすべてを社員のお給料や娯楽に当ててしまうと、
お金が入ってくることを前提に考えてしまいます。
しかし、それではその時のみのギリギリの事業になりそうですし、
かと言って、せっかく入ってきたお金を余らせておくのも…
そこで出てくるのが「先行投資」です。
新しい人材を入れることなのか、
今いる人材を育成することなのか、
あるいは新しい事業を始めることなのか。
先行投資とは、「何かしらの改善のための投資」「その先を見込んだ投資」を意味しますが、
事業や会社の発展のために、
大企業が何億とかけて先行投資をしているのも、納得です。
ただ、その先行投資にどれくらいのリターンがあるのか、
どれくらいの改善が見込めるのか、といったある程度のバランスを考えなければなりません。
そのあたりは難しいところですが、
これも経験を重ねて体得するのが一番でしょう。
このように、会社のお金をどのように活かし、回していくのかという視点も、
会社経営において重要なポイントになると思います。
これは余談ですが、僕が会社に所属して、営業の仕事をしていた頃、
直属の上司に「1日も早く現金化することも、営業としてとても大切な仕事だ」と言われたことがあります。
結局その理由を聞くことはできなかったのですが(笑)、
その言葉はずっと僕の中に強く残り、今は、なるほどなと感じられるものになっています。
例えば、サラリーマンは変わらず毎月お給料がもらえますが、
末締め翌月払いの仕事の場合、
8月末に請求した場合と、9月1日に請求した場合とでは、
「会社に入ってくるお金」は1か月のズレが生じます。
少し頑張って1日早く納品すれば、9月末に入ってくるものが、
1日遅くなっただけで、10月末になってしまう。
働いている人は毎月お給料が入ってきますが、会社に入るお金はそうではない。
そういう点を理解したうえで、
「納期」を意識できる人は、昔の自分を含め、そう多くないのかもしれません。
当時の上司が言っていた「1日も早い現金化」というのは、
クライアントのため・自分の仕事のためではなく、
会社のために必要なことだったんだと、理解できるようになりました。
対価として会社に入ってくるお金をどう回すのか、
どこまでを先行投資にあてて、「その先」へ活かすのか、
という観点は、経営者として不可欠です。
独立前はあまりそういうことを考えてきませんでしたが、
実際に自分が会社経営をすると、
今ある世の中は、
多少のリスクを抱えながらもより良くしようとしてきた人がたくさんいたからこそ、
あるものなのだと、改めて実感しています。
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