UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 の 中田和行@神戸のデザイナ社長 (facebook) です。
僕が今感じているのは、ITやデザインに限らず、教育を受ける年齢が低ければ低いほど、
「何かを教わること」がつまらないと感じるのではないか、ということです。
なぜならば、親が自分の子供にこうなってほしいという思いの方が、
子供の「これやってみたい!」という気持ちを上回ってしまうことの方が多い気がするからです。
楽しんでやっているのならば問題ないのですが、
ピアノに行かなくてはならないから行く、というスタンスになると、
一気に面白くなくなってしまうのではないでしょうか。
そういった課題解決のために、自発性を引き出せる要素をITを通じて取り入れ、
子供が実際に触れて、遊びながら、楽しく学べる教育ができればと感じています。
そして、なぜ、「IT」と「デザイン」なのかという点ですが、
ITに関しては時代の流れもあります。
しかしそれだけではなく、「頭の使い方」を身につけて欲しいという思いもあります。
例えば、2020年から、小学校でのプログラミング教育が必修化されています。
なぜ必修化されるのかを考察すると、
「プログラミングができること」が重要なのではなく、それらを学ぶことで、
ロジカルな思考が身につくといったメリットがあるのではないでしょうか。
ロジカルな思考ができることは、さまざまな面で役に立つと思うので、
僕も、(ITの道に入るかどうかは別として)自分の子供に学んで欲しいと思っています。
一方、日本ではITという流れが強いようですが、
世界的にはデザインを通じた教育も重要視されています。
こちらは、前述のロジカルな思考とは対極にある、発想力や創造性を身につけられます。
我々のような仕事をしていると、おそらくほかの人たちよりも、
何もないところから何かを作り出したり、アイデアを考える機会が多くあります。
その中でやはり、プログラミングの思考と同様に、
デザインで必要な思考においても、
仕事以外で役に立っていることが多いと感じています。
これらをどう事業にするのかは、これからもっと詰めなくてはなりませんが、
このようにITとデザインという対極にある2つを、小さな頃から学ぶことで、
柔軟な頭の使い方ができる子を育てられる教育が実現できるのでは、と
胸をふくらませているところです。
そして、それを地方で行うことで、また新たな仕事が地方に生まれ、
地域活性にも繋がれば、と考えています。
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