UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 の 中田和行@神戸のデザイナ社長 (facebook) です。
人の大切なものは、価値観によってそれぞれ異なると思いますが、
「大切にしたいもの」の中に「自分」が抜けてしまっている人がすごく多いような気がします。
僕はデザインというものに本格的に取り組み始めてから、
まずは自分を最も大切にするということを意識するようにしていました。
それでも気づくと、
思考も行動も自分以外のことばかりが基準になっているなとハッとすることもあるのですが、
自分を大切にしようと心がけておくことで、早い段階でニュートラルな状態に戻すことができます。
手段もまた、人それぞれだと思いますが、僕は、
【自分が嫌だと思うことに敏感でいること。嫌だと思ったら解決すること】が
その手段の一つだと考えています。
たとえば、仕事などで、明らかに苦手なことなのに無理をしてやるというのは、
自分を大切にしていない状態だと思っています。
苦手なことにいやいや取り組むよりも、
できるだけそれをやらなくてもよい状態にするための方法を考える方が、
結果的に生産性もモチベーションも上がるのではないでしょうか。
その感覚がないと、無理して頑張った挙句、みるみるストレスや疲労が蓄積し、
その結果、得意なことですら上手くできなくなってしまいます。
「自分を大切にする力=自分に対して問題解決していく力」
そう僕は考えています。
また、周りの環境や他人にばかり意識が向いてしまうと、人の目を気にしすぎたり、
頼まれごとを断れないという状況もしばしば生じます。
そんなとき「外側の環境に原因がある」と感じてしまうのも無理はありません。
しかし、そこでストップしてしまうのではなく、その状況をどうすれば解決していけるのか、
自分がどう変われば良くなるのかを考えられると、
なかなか変化の見られない外側の環境にやきもきせず、
自分で行動しながら状況をより良く変化させられる前向きなアクションができます。
自分を変えるのもそう容易いことではないのかもしれませんが、
他人の場合はもっと大変ですから。
僕自身が昔からこういう考え方をしていたかというと、そうではありません。
「嫌だと感じたことは解決していかなければならない」と感じ始めたのは、
Webやアプリのデザインを通じて、デザイン的な思考を学んでからでした。
それは、
デザインを学ぶ過程で【ユーザー目線に立つこと】が不可欠だということも大きかったかもしれません。
それまでどちらかというと、新しいものを購入して使いづらい点があったとしても、それを楽しめる方でした。
自分で工夫することでどんどん使いやすくなっていくのが嬉しいというか。
ところが、デザインをするなかで自分がユーザー目線に立ち、それらを見ると、
「使いづらさ=嫌だと感じるところ」には、使う側の工夫が足りないのではなく、
製品やサービス側に問題があるのだと気づいたのです。
「なぜ、物に人間が合わせないといけないのだろう?」
─その気づきは大きく、その後のものの見方にも影響しているように感じています。
「自分を大切にする」というと、自己中心的なニュアンスで捉える人もいるようですが、
僕は、外側に原因を探して何も改善しないまま、不満そうな顔でいることの方が、
よほど自己中心的なのではないかとも思います。
大切な人が困っていたら、きっと誰でも少なからずその人を助けたいと思うことでしょう。
でも、まず自分が嫌だということに敏感で、それに対して解決することができなければ、
他人の問題に対しても、それ以上の解決はできないのではないでしょうか。
自分に対して取り組んできた問題解決が、
結果的に自分や他人、周囲の環境を、より良くできる力につながるのだと、僕は思っています。
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