UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 の 中田和行@神戸のデザイナ社長 (facebook) です。
最近読んだ本のうちのもう1冊が『前祝いの法則』という本です。これは、ひすいこうたろうさんの著書。
内容的には論理的に証明できないことなので受け止め方は人それぞれだと思うのですが、
なるほどなと楽しみながら読んでいました。
本の内容を簡単に言うと、何かを達成したことをイメージして前祝いをすると、
イメージが明確になり、未来で実現させやすくなるといった感じのものでした。
確かに、なりたい未来を想定し、今何をするのか?を具体的にするためにも、
実現イメージは大切なのだと僕も共感します。
しかし、自分のことになると、どうしても常識的というか一般的に考えてしまいがちです。
すなわち、大きな思考のジャンプが難しいということです。
折角ならばどこかで聞いたことがあるものではなく、
ワクワクできるようなちょっと大きなジャンプも欲しいものですよね。
そういう点で、まったく同じステージでも、飛びすぎもしていない、
自分とほどよく異なるステージでの目標となる人を見つけられるとイメージしやすいのかもしれません。
「1年後、自分もこの人のようになれていたらいいな」と思える人を見つけられると、
ちょっとジャンプさせた実現イメージも描きやすいのではないでしょうか。
前置きが長くなりましたが、本を読んで、実現イメージについてとりとめもなく考えていたわけではなく、
ちゃんと理由があります。(笑)
というのは、なぜ自分はここには飛び込まないのだろう?と改めて考えたことがあったからです。
それは、スタートアップへのチャレンジです。
この4~5年、都内を中心にスタートアップブームです。
そういったIT系のサービスやビジネスに関するブームは、少し遅れて関西圏に届きます。
兵庫県では、三木市ではまだ見かけた事は無いですが、神戸などではスタートアップ事業も見るようになり、
行政でも支援プログラムなどが出ているようです。
新しいこと好きな僕ですが、ふと思いました。
「自分の周りにもこれだけたくさんスタートアップを手がけている人がいるのに、
なぜ自分はスタートアップ一本でやりたいと思わないのか?」
そう考えていると、実現イメージのもっと手前、“必要性”について疑問を感じていることに気づきました。
「果たしてそれが、今必要なのか?」ということです。
スタートアップの場合、短期間に急成長を目指し、当たれば大きいかもしれないけれど、その逆も考えられます。
これは「恐れ」というのとも少し違って、それを選択することが会社として今必要なのか、
正しい選択なのだろうかと思うのです。
会社の利益は、みんなで生み出していて、
投資したお金や時間を考え、それを回収しなければならないことを思うと、
今、会社として大切にしなければならないのは、スタートアップなどの「新しさ」ではなく、
未来のための考察と選択だと僕は感じています。
どんな会社にしなければならないのか、そのために自分は何をしなければならないのか
─そこのちょっとした角度が良くなれば、掛け算的に会社もメンバーも良くなるだろうし、
その角度がちょっと悪ければ、掛け算的に悪くなります。
これまでは自分の車を運転していましたが、今はバスを運転している感じです。
飛行機ではないので、まだ曲がろうと思えば曲がれますし、止まろうと思えば止まれるのですが…
その判断は慎重にしたいなと思っているところです。
とは言うものの、ずっと同じところに踏みとどまっているわけにはいかないので、
スタートアップに取り組む人たちを「楽しそうだなぁ、いいなあ」と眺めつつ、
テストプロジェクトを水面下で進めています。
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