UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 の 中田和行@神戸のデザイナ社長 (facebook) です。
新しいアイデアをITサービス・商品として形にする際、ぜひお役立ていただきたいのがデザインプロトタイプです。
最近、新規の案件でデザインプロトタイプについてお客さまにご説明する機会が増えてきました。
そこで、本日は、デザインプロトタイプについて、改めてご紹介したいと思います。
もともとデザインの世界では、製造ラインに乗せる前の段階で、試作機を作ります。
産業革命後、大量生産が可能になったためにできたプロセスとも言えるでしょう。
最初の段階の簡単なものであれば、身近にあるガムテームやボンド、ホッチキスなどを使って、
かなりラフに、手に取れるように仕上げてみるというのもやり方のひとつ。
最近では技術も進歩しているので3Dプリンターで形にすることもできます。
とにかく「手に取って触ることができる形にする」というプロセスです。
ところが、デジタルのものは、URLにアクセスしたら見ることができたり、
アプリをダウンロードすればすぐ使えるというイメージがあるのか、
アプリやウェブサービスなど、スクリーン上になった途端、
試作のプロセスを飛ばしてそのまま作ってしまうことがよくあります。
しかし、スクリーン上とはいえ、
前述のように「手に取って使ってみて初めてわかること・見えること」があります。
やはり、試作は不可欠なのです。
そこで、N’s Createsがご提供しているのが「アプリやウェブサービスの試作」にあたる「デザインプロトタイプ」です。
僕たちがご用意するのは、実装前に、完成イメージに近いものを紙芝居形式で動かし、
どこを押すとどの画面に行くのかなどを紙面で確認できるタイプのデザインプロトタイプです。
では、デザインプロトタイプを使うとどのようなメリットがあるのでしょうか?
まず大きなメリットの一つとしてあげられるのが【正確な見積もりが取れる】という点。
先日ご依頼を受けたスタートアップ企業さまからも
「正確な見積もりがスムーズにとれました」という声を頂戴したばかりです。
アプリデザインの場合、アイデアが固まって形にする段階で実装会社に依頼します。
その際、文字や口頭ベースだけで正確な見積もりを出すのはかなり難しく、
アプリ開発会社は高く見積もってしまうケースが少なくありません。
提示料金よりも高額にするのは難しいので、「概算」という感じで高めの見積もりになることがほとんどです。
ですが、見た目や、アプリがどのように動くのかという動作の部分もデザインプロトタイプで提示すれば、
完成イメージも伝わりやすくなり、その結果として精度の高い見積もりを出してもらうことが可能になります。
さらに、正確な見積もりがわかるほど、予算立てや資金調達もしやすくなるので、
【事業のスピードアップ】にもつながります。
もうひとつのメリットは【オフショア開発でのコミュニケーションロスの削減】でしょうか。
アプリ開発などでは、低コストでアプリの開発ができるという理由から、
ベトナムや中国など、開発部分を海外に依頼するケースも多々あります。
その際、文字ベースだけのコミュニケーションでは伝わりづらく、
「言った、言ってない」という話になってしまいがちです。
仮に、すべてを明記して認識を合わせようとすると、コミュニケーションコストがかかるだけではなく、
制作期間も長くなってしまいます。
これでは、低コストに抑えるためのオフショア開発のはずが、本末転倒です。
そこで、デザインプロトタイプを活用し、説明しなくても「見ればわかる」状態で提示することで、
このようにコミュニケーションロスも大幅に削減することが可能です。
そのほかにも企画書と併用して説明することで【効果的でわかりやすいプレゼン】ができたり、
いろいろな人にイメージを伝えやすいので【フィードバックを返してもらいやすくなる】
というメリットもあります。
N’s Createsでは、UIデザインの部分からプロトタイプの作成まで承っております。
ご興味のある方は、どうぞお気軽にご相談ください!
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