UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 の 中田和行@神戸のデザイナ社長 (facebook) です。

最近、スタートアップのベンチャー企業などで、
役職としてCDO(チーフ・デザイン・オフィサー)を置いているという話をよく耳にするようになりました。

経済産業省・特許庁の「デザイン経営」宣言の中でも、
経営チームにデザインに関する最高責任者がいることを必要条件として揚げているようです。

では、CDOとは具体的にどのようなことをするのでしょうか?

デザイン最高責任者の仕事

前述のようにCDOとはデザイン最高責任者を示し、
会社の経営幹部におけるポジションの一つだと言われています。

少し前だと、デジタル化に向けて「チーフ・デジタル・オフィサー」の役職も話題となりました。

しかし、何度もお伝えしているように、「デザイン」にはあまりにも幅広い意味があるので、
どこまでのデザインをもってCDOというのか、
実際に名刺交換の際に訪ねてみても、ぼんやりとした回答しか返ってきません。

いろいろと調べてみると、
製品デザイン、ブランド・マネジメント、広告コミュニケーションなども担当領域に含まれているようで、
やはり仕事内容も言葉同様、幅広いようです。

日頃からデザインを仕事としてやっている自分としては、
デザインが含むさまざまな要素を一人で統括するのは難しいのではないか、
という感じがしなくもないのが正直なところです…(笑)

ところが、前回のブログでお伝えしたような「デザイン思考」を持った人材が、
新事業やプロダクト開発の最初の段階で既にいるのは、
大きな強みになるのだろうなと経験則として感じています。

ビジネスのバランス

現在、N’s Creates株式会社では、CDOという役職は置いていません。

それは、僕自身が経営的な面も踏まえたデザイン部分を見ているということもあります。

あるいは、特別すぐに役職として置かなくても、
CDOと呼ばれている人たちが行っている仕事を常にしているから、というのもあるかもしれません。

一方、技術的なデザインだけではなく、
自分がこれまでほとんど意識せずに行ってきた「思考」の部分も含め、
「デザイン」として切り離してお願いするとなると、
(必要性は感じるものの)現実的にはまだ難しいと感じているのも、事実です。

そして、僕が経営するうえで大切だなといつも感じているのが、経営における様々なバランスです。

デザインも大切ですが、多様な面でバランスを見てビジネスを展開させていくことは、
「長く走り続けるため」に不可欠な観点だと思っています。

ですので、現段階では「CDO」という役職はとくに設けていませんが、
デザイナーとしてチーム一丸となってお客さまのビジネスの本質を捉えながら、
そこにある課題をどう解決行動に移すことができるのかを丁寧に紐解きつつ、
これまで通り、仕事に取り組んで行けたらと考えています。

今ある商品・サービスや、会社としての課題を、
デザインという観点でどのように解決できるのか相談したいという方がいらっしゃいましたら、
お気軽に専用フォームからお問い合わせください!


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