UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供するN's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社の高橋です!
今注目のノーコードツールのSTUDIOを使用してWebサイトを作成する機会があったので、
実際に使用してわかったメリット・デメリットをご紹介します。
コーディング無しでWebサイトを作ることができるツールはたくさんありますが、
STUDIOは色々試してみた中でも一番サクサク動き、制限も少ないツールだと感じました。
Wixやペライチなども使用したことがありましたが、
STUDIOの方が重くなってなかなか動かないという状況も無く、
マージンをマイナスに設定すると上のセクションに被せることも簡単にできたり、
テキストもRichTextを使用することで一部のテキストサイズや色を変更したり、
自由度は高いと感じました。
コーディングが不要なので、実装チームとのやり取りも無く対応できるので、
通常Webサイトを作成する時よりも早く対応が可能です。
修正もデザイナーがヒアリングして、すぐ対応できるので制作コストを減らすことができます。
メンバーを招待すると一緒に作業することができます。権限はオーナーと編集者の2つです。
時差なく一緒に作業ができるので、ミーティングをしながら動かすことも可能です。
権限があれば可能なので、文章の変更をクライアント様側で修正される時もありました。
STUDIOは日本の会社なので、公式ガイドや問い合わせも日本語に対応しています。
ノーコードツールは海外のものも多く、基本的に英語で和訳した時にわかりにくかったりするんですが、
STUDIOは日本語なので、その辺りはストレスフリーでした。
ちなみにヘルプも充実しており、STUDIOはYouTubeで公式動画もあるので、学習もしやすかったです。
STUDIOには目的別のテンプレートがたくさんあります。(噂によると500種類くらい?)
どれもクオリティが高いので、そのまま写真やテキストを変更して使用することもできますし、
まっさらの状態から自分でデザインを作成していくことも可能です。(私はこちらで作成してます)
テンプレートを選択しなかった場合でも、エディタの中にパーツごとのテンプレートがあります。
私もヘッダーなどはレスポンシブの際ハンバーガーメニューに切り替わる設定がされているテンプレートを使用しました。
フォントについては900種類以上のフォントが無料で利用可能で、モリサワフォントとGoogle Fontも利用できます。
また、画像についても無料で使える素材がたくさんあります。
アイコンもMaterial IconsとFont Awesomeがエディタの中にあるのでかなりありがたいです!
もちろん自分でアップロードした画像も使用できますし、複数同時にドラッグ&ドロップで入れても素早くアップロードできます。
レイアウトの部分で自分で設定できるところが他のノーコードツールに比べて多いので、
全く知識がない人にとっては大変かもしれません。
タブレットやスマホの時もそれぞれ設定はできますが、ある程度レスポンシブの際の動きも
考慮して作っていかないと思い通りにならないデザインになり、苦労する可能性もあります。
文字やレイアウトにこだわりたい場合は、STUDIO上では限界もあるので、
画像にしてしまった方がいいかもしれません。
細かい部分もSTUDIO上でやると、レスポンシブの際に全部エディタ上で調整していかないといけないのでそこは少し大変かな、と思います。
STUDIOに限らず考慮する必要はあるんですが、基本的にモバイルファーストではなく、
PCメインで作成していく仕様なので、PCの時に無い要素がスマホの時にはある、というのはできません。
PCの時は非表示、スマホの時は表示という風に切り替えは可能です。
テキストの改行位置をPCとスマホとで変えるというのもできないので、
そういったところでは考慮が必要かと思います。
私の場合はいきなりSTUDIOではなく、Figmaでデザインをざっくり作成してからSTUDIOで作成していきました。
まだ対応していないこともありますが、どんどん機能も更新されており、
一般的なWebサイトを作成する上ではSTUDIOはかなり良いノーコードツールだと思います。
今後もSTUDIOをもっと使いこなして、Webサイトをたくさん作っていきたいと思います!
UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates 株式会社は、神戸三宮オフィスまで週1出社(それ以外はリモートワーク)できる「デザイナー」「エンジニア」を募集しています。
興味のある方は、カジュアル面談しますので気軽にお問い合わせください!