UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 UIコーダー 齋藤 (@31mskz10) です。

アプリケーションを起動したら「最新バージョンが出たのでアップデートをしてください」という表示が出てきて「いまから使おうと思っていたのに…」「待つの面倒だしあとにしよう」ということはよくあります。

最新バージョンだとなにか新しい機能を追加していたり、バグの修正もしているのでできる限り最新バージョンを使わせたいはずですが、いまから使おうというタイミングで表示してもうっとうしがられてしまいます。

今回はアップデート通知を少し工夫しているMacアプリを紹介します。
サービスによってはどうしようもない部分もありますが、こんな方法もあるんだという引き出しになれば幸いです。

Figmaは「次回起動時にインストール」できる

「Figma」というデザインツールでは、今すぐインストールしてアプリを再起動する「今すぐインストール」とは別に「次回の起動時にインストール」というボタンがあります。

Figmaのアップデート画面

  • とにかくいまは早くこのアプリを使いたい
  • かと言ってアップデートを後回しにしているといつやるか分からない

こうした問題をうまく解決しています。
ちなみに、今アップデートをするか後でアップデートするかどうかの2択で、古いバージョンを使い続けるという選択肢が自然と消えているのも特徴です。

Adobe Creative Cloudはメニューアイコンで通知

Adobe Creative Cloudではアップデートがあるとメニューアイコンに赤丸が表示されるようになり、アップデートがあることが視覚的に分かりやすくなっています。

必ずしも最新版を使うことが良いというわけではありませんが、メニューバーに表示されることでアップデートがあることはひと目で分かります。

Alfredはランチャー画面下で通知

Alfredというランチャーアプリでは、更新があるとアプリUI内である検索ボックスの下にアップデートがあることが分かる文章が小さく表示されます。

Alfredのアップデート通知

英語なのでこれがアップデートだと気づかずにそのままになってしまっている人も見かけますが、さりげなく教えるという意味ではユーザーを邪魔しません。

まとめ

アップデートの通知方法を見ただけでもユーザーのことが考えられていると分かるのではないでしょうか。

特にツール系のアプリケーションは「今すぐに使いたい」と思って起動することが多いため、それを邪魔しないようにしつつ、ただアップデートはしてもらうためにどうすればいいか工夫されています。

非常に細かい部分ですが「神は細部に宿る」と言いますし、アップデート通知に限らず普段使っているアプリケーションで何か工夫がされていないか意識してみるのも面白いのではないでしょうか。


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