UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 UIコーダー 齋藤 (@31mskz10) です。

最近は「自分が欲しい」と思っている情報が簡単に手に入りやすくなっています。
Googleの検索結果もパーソナライズ化されていて、欲しい情報が手に入りやすくなっています。

TikTokやYouTube Shortsに関しては検索すらさせません。
開くだけで自分の好みに合わせた動画が再生されます。

今後もこの「欲しい情報が手に入りやすくなる」流れは止めることができないでしょうし、どんどん加速するように思います。
そうなってくると自分にとって心地よい情報ばかりが流れてきてしまいそうです。

そんな中、ふと成長のためには「タイムラインをつくるチカラ」が必要だと感じました。

得た情報には必ず影響を受けてしまう

人は毎日入ってくる情報に影響を受けます。
どれだけ小さなことでも、毎日の積み重ねがいつの間にか大きな差になっていたりします。

メディアで自殺報道があると、報道後ある程度の期間自殺件数が増える現象があり、この現象を「ウェルテル効果」と呼びます(その反対を「パパゲーノ効果」と呼ぶ)。
この名前の由来は、ゲーテ著の『若きウェルテルの悩み』に由来していて、物語の終盤に自殺してしまうウェルテルに影響された若者達が、彼と同じ方法で自殺した事象を起源としています。

そこまで大きな影響はなくても、ネガティブな面でもポジティブな面でも何か情報を入れたときに、少なくとも得た情報の影響は受けてしまうものでしょう。

小さなレベルでも「やる気が出たタイミングでタイムラインを見ると、友達が遊んでいる投稿が流れてきてやる気がそがれる」逆に「やる気が出ないタイミングで他の人が頑張っている投稿が出てきて余計に自己嫌悪に陥る」

ただ、あくまで受ける情報に対して、自分がどう受け取るかは自分次第です。

「やる気が出たタイミングで友達が遊んでいる投稿が流れてくると、差を付けてやろうと余計に頑張れる」タイプの人もいれば、「やる気が出ないタイミングで他の人が頑張っている投稿を見た方が、影響されて自分も頑張れる」タイプの人もいるでしょう。

大切なのは「こういう情報を得たとき、自分はどのように影響されてしまうのか?」を知ることです。
その上で、ある程度自分の都合がいいように情報をコントロールした方がいいのではないでしょうか。

リストを使ってコントロールする

Twitterには「リスト」という機能が存在します。
リストにユーザーを追加することで、リストを見るときは追加したユーザーの投稿だけが表示されるようになります。

ユーザーのカテゴリごとにリストを分けている人や、よく見る人・仲の良い人をリストに追加して活用している事例をよく見かけます。
これらの使い方以外にも「自分が頑張りたいときに見る用のリスト」「頑張れないときに見る用のリスト」のように、自分のメンタル状態に合わせてリストを使い分ける方法もできるのではないでしょうか。

アカウントごと変えてしまう

Twitter・Instagram・TikTokなど主要なSNSは、アプリ自体にアカウント切り替えの機能が備わっていて、複数アカウント所持することを考慮してつくられています。

ものによってはアカウントごと切り替えて、情報をコントロールするのも1つの手です。

特にTikTokなどの検索すらさせないでオススメの動画を流すパーソナライズが強いタイプのSNSは、アカウントを切り替えて少し違う投稿を最初に見るだけで、全然違う情報が得られるようになりそうです。

「自分が欲しい」と思っている情報が簡単に手に入りやすくなっている時代だからこそ、それに抗うのではなく、うまく使いこなしていきたいものです。


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