UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 の 中田和行@神戸のデザイナ社長 (facebook) です。
そして、この力─違う言い方をするならば、一つ上のレイヤーで考える力─が、
これまでももちろん、働き方が大きく変わるこれからの時代においても、
重要視されるようになる気がしています。
なにより、自走する力が付けば、自分自身が楽になると思うのですが、
「言われたことを完璧にするのが仕事」という意識を持っていると、
なかなかそこは育ちにくいのかもしれません。
これは、仕事全体の課題、そして改善といった管理業務的な観点からも言えることですし、
少し視野を縮小させ、「一案件(制作)」に関しても同様です。
指示を出している人がいる間は問題ないかもしれませんが、その人がいなくなった時には、
一つの案件を、自分で考えて進めなければなりません。
ところが、僕自身もなるべく任せるようにしたいとは思っているのですが、
窓口が自分にあるケースがほとんどなので、僕が指示を出さざるを得ない状況になっていたり、
任せておいて「いざ蓋を開けてみるとできていなかった」という状態になるのは避けたいので、
説明するときは、つい、細かく説明してしまうというのが、現状です。
でもそれって、考えようによっては、「自走する力を育てる」こととは真逆になるのかもしれないとも感じています。
また、この“自走する力”は、以前のブログでもお伝えしたような
「何に対してお金をもらっているのか?」という考え方にも通じます。
「お客さまが、何に価値を感じてお金を払っているのか?」だけではなく、
「会社から、自分の何に価値があって、お給料をもらっているのか?」というように、
会社の中で働く人にとっても同じことが言えるのではないでしょうか。
また、つい言われたことだけをして、お給料をもらってそれで終わり、となりがちですが、
それでは、「自分の仕事の価値」をその人自身が見出せず、
その結果、<仕事=楽しくないもの>となってしまうのでは、とも思うのです。
ただ、これは、自身の意識の持ち方の問題で、
「どう捉え、どう考え、どう動くのか」という話なので、
簡単に人が教えられるものでもないというのが、難しいところなのですが…。
今、“作業”だけしていればいいのは、他に考えてくれる人がいるから、です。
そこで止まってしまうのではなく、今指示を出している人が、
何を考えてやっているのか、その人のどこなら自分にもできるのかといった視点を持っておくことが、
自走する力につながるのかもしれません。
どう吸収して、どのように次につなげていくのか。
経営者として、メンバーのこの部分の視点も育てていきたいと思っているところです。
そんなことを考えていると、
最近、制作面よりも、こういった人材面で頭を働かせることが多くなったことに気付かされます。
それもこれも、それだけ、企業にとって、チームにとって、
あるいは、価値をお客さまに提供する「会社」にとって、
ともに働く「人の力」が、どれほど重要なのかを実感できているからこそだと思います。
メンバーに改めて感謝すると同時に、
僕自身も、経営者として、成長していかなければと考えている次第です。
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