UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 の 中田和行@神戸のデザイナ社長 (facebook) です。
シンプルなことではありますが、「わかりやすさ」を意識するのとしないのでは
大きく伝わりやすさが変わってきます。
大事なのは、何かを伝えたり、提示するとき、
相手にとって「より、わかりやすい状態」にしておくこと。
これも、相手のことを考えて初めて意識できることの一つなのではないでしょうか?
わかりやすくなければ、伝えたいことも伝わりませんし、
こちらが聞き出したいことをわかりやすく質問できなければ、
聞きたいことも聞き出せません。
とくに、僕たちのような仕事は、
デザインや企画という専門知識が必要な、お客さまがわからない部分だからこそ、
仕事として依頼してくださっています。
ですので、そういった「お客さまにとってわからない部分」を
いかにわかりやすく説明できるか、がキーになってきます。
例えば、Webサイトを一度も作ったことのない人がご依頼してくださった場合であれば、
Webサイトがどのようにできていて、どのように作っていくのかをご説明し、
全体像を把握していただきます。
そしてそのあと、全体的な流れを踏まえたうえで、
「1から10ある工程のうち、今は2の部分の話をしています」
という具合にご説明します。
逆に、ある程度知識を持っているお客さまであれば、その部分は省きますが…。
このように、相手の知識量を会話の中で察知し、
相手の知っている言葉を使って説明する、というのは、
わかりやすさの秘訣かもしれません。
相手が選択できるようにしておくことも、すぐに実践できることの一つです。
例えば、僕が一番困るのは、
「これ、できませんでした、どうすれば良いですか?」という質問です。
この質問を言い換えると、「Aができませんでした。なので、Bを考えてください。」
と言っているのと同じだと思うんです。
そうではなくて、「こうしようと思うのですが、いかが思われますか?」とか
「AとBとCがありますが、どれにしましょう?」という質問の方が、
答える側としては断然ラクですよね。
こういった質問をするためには、【一度、自分なりに答えを出してみる】というプロセスが、
不可欠なのではないでしょうか?
おそらく、ここまで述べたようなことは、
春先などにたくさん出てくる「新入社員の心得」「ビジネスマンの基礎力」といった
ビジネス書籍に書かれていることになるのかもしれません。
これは僕が個人的に感じることですが、
クリエイティブ系のWebデザイナーやプログラマーといったIT制作系の人たちは、
そういうビジネス総合的な基礎研修を受けないケースも多いのではと思うのです。
もちろん、それらを受けなくても、出来る人は意識せずともやっていると思いますが─
でも、専門職で、お客さまにとってわかりにくい部分があるからこそ、
ビジネスの基礎とされるような
「相手のことを考えた言動」というのがとても大切になってくるのではないでしょうか。
「作るだけ」「デザインするだけ」「提示するだけ」ではなく、
相手の手に渡った先のことまで考えられるビジネスパーソンであり、
会社でありたいと感じているところです。
UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates 株式会社は、神戸三宮オフィスまで週1出社(それ以外はリモートワーク)できる「デザイナー」「エンジニア」を募集しています。
興味のある方は、カジュアル面談しますので気軽にお問い合わせください!
デザイナー、エンジニア共に募集をしています。
現在は主に開発領域に対して募集しています。