UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 の 中田和行＠神戸のデザイナ社長 (facebook) です。

「自分の仕事」が明確であること

そもそも僕たちのようなITデザインやプログラミングなどの専門的な知識が必要な職種の場合、
その仕事に興味を持っていたり、
好きでなければそういう知識を身につけようとはしません。
それに加え、N’s CreatesはアプリやWebサービスのUIデザインや、設計、開発をメインに行う会社なので、
求人の時点で「制作する人を求めています」と提示することができます。
ですので、“とりあえず入社して、デザイン部門に回されたので、
ゼロからスキルを習得しなければならない”という状況にはならず、
会社としても必要としているスキルをある程度持っている人が、
メンバーとして参加できる環境が自然とできているのです。
このように、雇う側が、求めるスキルを絞れている状況で、
雇われる側も「自分の仕事が何か」を明確に認識できるという点では、
ホワイトカラーの企業とは少し異なるのかもしれません。

一人ひとりがゴールや役割を明確に認識できる環境

さらに、メンバーや外部パートナーと、プロジェクトベースでつながっていることも、
働きやすい環境づくりにつながっているのかなと感じています。
メンバーたちは、「何かを作る」というのが基本的な仕事になるので、
【このプロジェクトはこういう目的で、このようなものを作ろうというプロジェクトです。
　その中で、N’s Createsはどういう役割を担っていて、
　あなたにやってほしいのは、そのうちの、この部分です】
という目的と役割が、タスクとしてわかりやすい状況になります。
別の言い方をするならば、
全体像があったうえで、粒度は違えど、
「その人にあわせて、業務がタスク管理されている環境」とも言えます。

判断基準の共有

そして、事業を共に進めていくための判断基準の共有においては、
我々が掲げているミッション・ビジョン・スタイルのうちの
「スタイル」の部分を一つの判断基準としてメンバーに共有しています。
随分前のブログでも簡単にご紹介しましたが、

• 本質：ものごとや問題の本質を捉えること
• 行動：やるかやらないか迷ったら、とにかくやってみること
• シンプル：悩んだときはシンプルな方を選ぶこと

ミッションやビジョンといった「企業としてのゴール」、
プロジェクト単位の「少し小さな規模のゴール」とともに、
ざっくりとではありますが、この３つのスタイルを判断基準として設定しています。
そう考えると、

• 会社として求めているスキルが明確であり、そのスキルをある程度持っている人に求人をかけられること。
• 雇われる側も、自分の仕事が何かを認識したうえで入社できること。
• 業務に取り組むうえでのゴールと自分の役割が明確であること。
• 事業を進めるための判断基準を共有できていること。

これらが整理できた環境を自然と作れているので、
今のところ、「育成」において大きな課題を感じずに進められているのかなと思っています。
…とは言いつつ、今後、事業を拡大したり、新しいことに取り組もうとする際には、
こういった環境の利点だけでは乗り越えられない課題も出てくるかもしれません。
ですので、いずれは「教える専門家」ではなくて
「基本は制作をするけれども、人を育てたり教えるのも得意な人」との縁があるといいな、
なんて、ぼんやりと考えているところです。

UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
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中田和行＠神戸のデザイナ社長

デザインに強いWebシステム開発 N’s Creates 株式会社のデザイナ社長。神戸・三木からオンラインで全国対応。元Sansanチーフデザイナ←フェンリルで企画とデザイン←広告会社で制作全般←日立でメーカー営業。 ほぼ食べ物のインスタやっています。 (@kaz_nscreates)