UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 の 中田和行@神戸のデザイナ社長 (facebook) です。


時というのはちゃんと流れていて、
時代も本当に刻一刻と変わるものなのだと、最近改めて感じています。
そして、時代の変化とともに、
「仕事として成立」するものもまた、大きく変化しています。

一昔前には職業として存在していた仕事が、今ではもうなくなっているということも
珍しいことではなくなりました。
しかし、だからと言って、
新しい時代に成立しなくなった仕事に費やした時間や経験が、無駄になるとは僕は思いません。

 AIがUIデザインをする時代になっても本質を捉える力と多角的な視点があれば生き残れる

例えば、昔、電話交換手という仕事があったそうです。
今の若い人たちは、その言葉すら知らないかもしれませんが…(笑)
昔は、AさんがBさんに電話をかけたとすると、
NTTに繋げられている、AさんとBさんの回線を繋がなければなりませんでした。
その回線を繋ぐ仕事が、電話交換手と呼ばれる仕事です。
今ではもう、技術の発展とともに、それを機械がやってくれるようになったので、
その仕事はなくなってしまいました。
※代表電話を取り次ぐという意味での電話交換手は現在でも存在するようです。
そのとき、電話交換手という仕事の仕組みを考えたり、
その仕事の本質を考えながら取り組んでいた人ならば、
そこでしか得られない経験やスキルを、
ほかの仕事や日常生活などで活かせているのでは思うのです。
どこの業界もそれは一緒で、僕らに関してもそうです。
AIという言葉を以前にも増してよく見聞きするようになりました。
AIによるUIデザインが可能になり、それが「普通」になったとしても、
デザインをつくるという部分のみではなくて、
「なぜそうするのか」
「どういうビジネスを考えたうえで、デザインするのか」
「どのように役に立つから、どうデザインするのか」など、
そういった本質の部分を考えてやっていけば、必ず次の時代にも活かせるものが残ると思っています。
それに加え、そのときに得られた技術や考える力を、
「次の時代」に合わせた新しい仕事として活かすための、
多角的な視点も忘れずにいたいものです。

AIは人間のつくるアプリ制作力を今すぐは越せない

アプリの制作に関しては、AIを使って簡単にアプリが制作できるようになったとしても、
おそらく、そこまで完成度の高いアプリが作れる時代がすぐにくるとは思っていません。(…と勝手に思っているのですが)
とはいえ、今のことだけ考えていると、
急に環境が変化した時にダメージを受けそうですし、
かと言って、あまり未来のことに時間を割きすぎても、今の成長が止まってしまいます。
今伸ばすべきことと、次を考えるべきことに割くそれぞれの時間を、
どのくらいのバランスで費やすのかを見極めながら、
“仕事の本質”という軸のもと、“少し先”と“多角的な視点”を連れて、
丁寧に取り組んでいこう、と考えているところです。


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