UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 の 中田和行＠神戸のデザイナ社長 (facebook) です。
人が思いつく「新しいもの」は、自分がどこかで見たり聴いたりして、
インプットしたものや知識の組み合わせだと言われています。
何もないところから、いきなり「では新しいアイデアを考えてみましょう」と言われても、
そのとき自分の中でたまたま思いついたものしか出てきませんし、
全く見たことのないものやアイデアを思いつくことはまずないのだそうです。
ですので、僕たちがアプリのデザインを考えるときも、とにかくまずはインプットすることを心がけています。
そのとき作ろうと思っているものに関連するものを、
「どれだけ」そして「どのように」インプットするのかが大切だと思っています。
そこで今日は、「インプット」という観点からデザインアイデアの見つけ方について、
ご紹介しようと思います。
まず始めに僕たちがやるのは、同じジャンルのアプリをストアで探すこと。
例えばグルメアプリならば、既存のグルメアプリをとにかく見て、
などをインプットします。
もちろんその中で、「この表現面白いな」「ここは使いづらそうだな」
といった良い面と悪い面も同時に吸収します。
前述のように、同じ目的を持つアプリを探し、インプットしたあとは、
「同じ操作・行動を持つアプリ」を探します。
例えば、ログインする操作・行動が必要なアプリがあるとすると、
同じようにログインする機能（操作・行動）を持つアプリを探すということです。
ここでは、僕たちは機能ごと、操作ごとの切り口で検索できるUXアーカイブというサイトをよく使います。
先にあげたグルメアプリで言うと、グルメアプリの一般的な機能や構成、使いやすさを観察しながら、
それに対して、どうすればもっと使いやすくなるのかを考えます。
この部分でのインプットは、ユーザーの使いやすさにもつながる大切な部分です。
そして最後は、見た目のところです。
UIデザインではユーザーの使いやすさが大切だとは言っても、
ビジュアル面でのデザインもユーザーに選んでもらうための重要なポイントです。
ここでは、僕たちはPinterestというSNSを使用して、
これまでピン（ストック）しておいたデザインを見たり、新たに検索し、
雰囲気やフォントのサイズ、色の使い方などをインプットします。
大体このような流れでインプットし、既存のアプリよりさらに良いデザインアイデアを考えていくわけですが、
そうは言っても、やはりそのアプリが持つ目的によって、見つけ方も異なります。
ここにあげた３つの方法で探すにしても、これらから何を参考にして、
どう意味づけしながらデザインに落とし込んでいくのかがポイントです。
また、ご紹介した方法は「生みのツール」を活用しながら既存のインプットを行い、
既存のインプットから新たなアウトプットへ繋げるものですが、
その方法とは別に、そこからジャンプさせることもあります。
つまり、まったく別のところから引っ張ってきたものを組み合わせて考え、
新たなアイデアに繋げるということです。
N’s Createsの強みはどちらかというとこちらのパターンかもしれません。
既存のものや競合に近いアイデアではなく、
「そんなものがあるんですね！」と驚きや期待感のあるアイデアの方が、
お客さまに喜んでもらえることが多いようです。
これまでとは違う新しいアプリを作りたい、という方がいらっしゃいましたら、
ぜひN’s Createsまでご相談ください。
そして、そういった新しいアプリを作る前段として、作り込む前のモックアップ作成のご依頼も承っております。
企画書作成やプレゼンの際に、実際に手に取って説明できる便利なツールなので、
これまでにはない新しいサービスやアプリの提案には、とくにご活用いただけると思います。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
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