UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 UIコーダー 齋藤 (@31mskz10) です。
「デザイン 本」と検索すると、オシャレな表紙のさまざまなデザインに関する本が出てきます。
参考集やレイアウト方法などさまざまですが、今回はデザイン本とは少し違う、一般書なんだけどデザインに関わる「何か」が得られるかもしれない本を紹介します。
デザインに関する本として、よく紹介されているようなものはあえて外しました。
また、書いてある本筋から外して無理矢理デザインに繋げて紹介しているので、素直に読んだら「全然デザイン関係ないじゃん」と思うかもしれません。
あくまで「こういう見方・繋げ方があるんだ」と参考にしてください。
「便利そうなんだけど、デザインがかっこよくないから迷う……」なんて経験はないでしょうか?アプリアイコンなども「このアイコンはホームに並べたくない……」と思ってしまうことがあります。
逆に「かっこいい」という理由で欲しくなる商品もあります。
この「かっこいい」という価値観は、単なる消費活動を満たすだけでなく、自分の価値観を周囲に伝えるものとして機能しています。
そもそもなぜ、かっこいいものは欲しくなってしまうのでしょうか?
かっこいいものと購買意欲の関係や、それがどのように経済を動かしてきたのかについて、経済学と脳科学の観点から学べる一冊です。
デザインは感覚的に行っているように思えますが、実は「なぜこの色にしたのか」「なぜこのレイアウトにしたのか」「なぜこの順番に情報を見せているのか」理由を積み重ねていく必要があります。
そうしないと「俺は赤の方がいいと思う…」「私は緑の方が…」なんて言い合いになり、最終的に立場が上の人の好みに左右されてしまいます。
この本で語られている「知的複眼思考法」は、ステレオタイプにとらわれずにものを考える方法です。
ものごとを複眼的に考え、「なぜ?」を分解して深掘りすることで、本質に気づけるようになります。
「なぜこの色がいいの?」
「なぜこのレイアウトがいいの?」
「なぜいまこのデザインが流行っているの?」
複数の視点から自分なりに考え、自分のデザインの説得力を高める思考法のヒントになる一冊です。
デザイン業界ではよく行動経済学の話ができます。
有名どころだと、ダニエル・カーネマンの『ファスト&スロー』やダン・アリエリーの『予想通りに不合理』です。
この『無料(タダ)より安いものもある』は2021年に発売されたダン・アリエリーの比較的最近の書籍で、お金と人の行動の考えてみるとちょっとおかしな不思議な関係についてフォーカスしています。
よく考えてみると合理的ではないにも関わらず、多くの人が陥ってしまいがちなケースが多く紹介されています。
行動経済学自体が読み物として面白いですし、ダニエル・カーネマンよりダン・アリエリーの方が私は読みやすく感じるので、入門としてもオススメです。
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