UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 UIコーダー 齋藤 (@31mskz10) です。
デザインツールを使っていると、ツールにある「整列」機能を頻繁に使います。
選択した要素をぴったり整列してくれて便利なのですが、実は数値的には整列されてあったとしても、揃っていないように見えるパターンがあります。
有名な事例が「再生ボタン」です。
右向きの三角形ですが、YouTubeのアイコンは中心から少しズレています。
ロゴを中心に配置して、数値的に中心の場所に線を引くとよく分かります。
三角形を右向きにすると左半分と右半分で面積が違うため、面積が広い方が大きく見えてしまいます。
そのため、数値的に中心にしても揃っていないように錯覚してしまうのです。
それを避けるために、わざと少し右にズラして配置しています。
Switchのロゴも有名です。
以前『さまざまな企業のロゴに隠された面白い意味や遊び心まとめPart6』でも紹介したのですが、Switchのロゴは左右で「線だけ」か「塗りもある」かが違います。
先ほど同様に面積の問題で、大きさ数値的に同じにしてしまうと、右側が大きくみえてしまいます。
それを避けるために、位置ではなく横幅を変えて対応しています。
こちらも先ほど同様に、中心に線を引くとよく分かります。
今まで気にしたことがなかったかもしれませんが、改めて見ると結構サイズが違っていて驚くのではないでしょうか?
「数値的に揃っているから大丈夫」とツールを過信するのではなく、自分の目を養うことが大切です。
また、目を養ったとしても、作っている本人はなかなか気がつけないのかもしれません(実際にツールで整列している先入観もあるため)。
事例を知ったり、しばらく時間を置いてから見直すなど、工夫も必要なのかなと感じました。
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