UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 UIコーダー 齋藤 (@31mskz10) です。
最近N’sCreatesでは、業務システムにSPAを採用することが多いです。
今回はその理由と、SPAのメリットについて紹介します。
SPA(Single Page Application)は、ウェブアプリケーションの実装技術の一種です。
ユーザーがウェブサイトを利用する際にページを再読み込みせずに必要なデータのみをサーバーから取得し、ページの一部を動的に書き換えることで、スムーズなユーザー体験を提供する技術です。
SPAのメリットとして挙げられるのが、「表示が高速なこと」です。
ページの再読み込みをせずに、必要なデータを取得してページを書き換えているので、まるでタブ切り替えをしているような感覚でページが切り替わります。
逆にSPAのデメリットとして言われているのが、SEOとの相性です。
SPAは1つのページのみで構成されているため、SEOが難しいと言われています。
ただ、最近はSEO対策も徐々に可能になってきているのと、業務システムの場合はあくまで社内での利用が前提です。
そのため、SEOを気にしなくていい業務システムにはこのデメリットが関係なくなります。
業務システムは、毎日業務時に使用します。
1日に何度もページを行ったり来たりするため、1回の表示速度は1秒に満たなくても、それが積み重なり、さらにそれが社員全員分と考えると、大きな時間の差になります。
スティーブジョブズの初代Mac開発時のエピソードに、Macの起動速度にこだわる話があります。
If it could save a person’s life, could you find a way to save ten seconds off the boot time.
もし10秒、起動が速くなれば、何十人もの命が救えるんだ。
起動時間が長いMacに対して、「もっと起動を速くしろ」と言い、言い訳をする担当者に対して言ったセリフです。
下記の理由も付け加えています。
将来的には、マックユーザーは500万人に達する。彼らが1日一回は起動すると仮定するとして、起動時間を10秒短くすれば何が起こるか? 500万人分だから、1日で5,000万秒も短縮できる。一年なら、人間の寿命の何十倍にもなるだろう。考えてみろよ。もし10秒起動が速くなれば、何十人もの命が救えるんだぞ
かなり強引な理論ではありますが、その数ヶ月後に起動時間が10秒以上短縮されたそうです。
業務システムの場合、社員数という利用ユーザーの上限はありますが、それでも使う人数が多ければ多いほど、表示速度は積み重なって大きな差になります。
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