UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 の 中田和行＠神戸のデザイナ社長 (facebook) です。
UIデザインとは何か？という話は、これまでにもブログでお伝えしていましたが、
最近改めて「UIデザイナーってどういう仕事なんですか？」と質問されることが増えました。
そこで、今日は仕事の内容ではなく“スキル”という観点で、
UIデザイナーになることで身につけられるスキルを、３つあげてみようと思います。
UIデザインという仕事は、「ユーザーインターフェイス」という文字通り、
ユーザーとシステムとの“間”にあたる部分を考えなければなりません。
そのために、
「インターフェイスを作るうえでこういうことをすればユーザーは使いやすい」
「こういうことをしたらユーザーは使いづらい」
といった人間の認知を理解したうえでデザインすることが大切です。
最後に“形にする”という点では、そのほかのデザイナーと呼ばれる仕事と同様ですが、
大きく異なる点が１つあります。
それは、そこにユーザーの『行動（操作）』が伴うという点です。
そのアプリを使う人がどういう人なのかというペルソナ的要素だけではなく、
その人たちがどのようなシーンで、どういう使い方をしたいと思っているのか、
それを、より使いやすい行動（操作）としてどのように誘導してあげるのか─など、
ユーザーの行動に対するベストな表示、インタラクションを提供することを常に考えなければなりません。
このような「相手の目線で物事を考える力」はUIデザイナーに限らず、
どの分野の仕事、あるいは普段の生活においても、とても役に立つスキルだと感じています。
アプリのUIデザインでは、プログラムをかける必要はありませんが、
裏側にあたるシステム開発に関する知識が身についているに越したことはありません。
アプリは、単体で動いているわけではなく、
サーバーと連携させて、サーバーからきたデータをアプリで表示したり、
アプリで入力したデータをサーバーに飛ばしたり、という構成になっています。
例えば、
HPやウェブサイト（ウェブアプリケーションサーバー）で実現できることというのは、
API（アプリケーションプログラミングインターフェイス）と呼ばれる、
ソフトウェア機能の接続口のようなものを持っており、
「HPでそれができているならばこういうAPIだと思うので、アプリでそういう機能を使ったらできませんか？」
というエンジニアとのやりとりも出てきます。
このように【どのような技術を使えば、何が実現できるのか】を知っているか否かは、
デザインの幅に比例していると言っても過言ではないでしょう。
そして、「webのシステム開発」が分かる人は多いですが、
「アプリのシステム開発」に関しては、理解している人がまだ少ない、というのが現状です。
Webデザイナーに比べると、
UIデザイナーは需要の割に数が少ないので重宝されやすいですが、
アプリのシステム開発に関する知識を身につけておくことで、
より市場価値の高いUIデザイナーになれるとも言えるのではないでしょうか。
アプリのUIデザイナーとして日々仕事をしていると、
自分の欲しいアプリや、これから作ろうとしているアプリがすでに世の中に出ていないかなど、
制作の過程でいろいろなアプリを調べます。
なかには、海外でしかダウンロードできないアプリもあるので、
ストアを切り替えてダウンロードすることもあります。
このような一連の流れのなかで、自分が探したり、望んでいるものを見つける力や、
手に入れるために必要な手段・方法を身につけることができます。
そして、これはおまけですが、
そのようにして見つけたアプリを実際に日常生活に取り入れりることで、
より快適に暮らせるようになったりもします（笑）
ここにあげたスキルは、UIデザインに限るものではありませんが、
専門職ということもあり、どれも職業上必要なスキルとも言えます。
ですのでその分、これらのスキルに関しては、他分野の仕事よりも早く身につくかもしれません。
UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates 株式会社は、神戸三宮オフィスまで週１出社（それ以外はリモートワーク）できる「デザイナー」「エンジニア」を募集しています。
興味のある方は、カジュアル面談しますので気軽にお問い合わせください！
デザイナー、エンジニア共に募集をしています。
現在は主に開発領域に対して募集しています。
会社案内資料
