中田 和行中田 和行 / 2016年11月16日

Webデザインとその歴史

WebデザインとはWebページやWebサイトにおいて、特に視覚面から意匠などを施すことをさします。また、現代では聴覚を利用したものもあります。
グラフィックデザインが重視されるのが一般的ですが、その一方で情報工学などの技術も重要になっています。
日本国内ではWebの設計技能を検定する国家資格として、2007年にウェブデザイン技能士というものができました。

業務内容としてはWebサイト全体の情報設計やGUIの設計、またアプリケーションのUI設計構築などがあるので、非常にWebデザイナーに必要な技術は多岐に渡るとされています。

Webデザインの歴史

その歴史ですが、世界最初のWebデザイナーはティム・バーナーズ=リーであったとされています。
彼は1955年生まれのイギリスの計算機科学者で、ロバート・カイリューとともにWorld Wide Webを考案した人間です。
この発明を利用して1991年に初めてWebサイトを立ち上げたのが、世界初のWebデザインであったということになります。
その後CGI(Common Gateway Interface)というWebサーバ上でユーザプログラムを動作させるための仕組みが開発されて以降、Webサイト作成者が発信した情報を閲覧者がただ受け取るだけという時代は終わりました。
つまりWWWに双方向の世界がやってきたのです。
この転機によってWebデザインの歴史も大きく動き出します。
またインターネット接続環境の進歩も影響を与えます。
ダイヤルアップ接続が広く採用されていた頃には、利用者側の通信料を考慮して画像の使用を極力控える傾向がありました。GIFやJPEGなどが用いられる時期でもありました。
これ以降インターネット接続がさらに発達し、ADSLやFTTHなどのブロードバンドが普及しました。このようになるとサイズを気にせずに、画像や動画を多用するWebデザインが増加していきます。現代ではアニメーションや動画を利用するなど、リッッチクライアントも一般的になりました。

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