UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 の 中田和行@神戸のデザイナ社長 (facebook) です。
最近よく考えていることなのですが、
デザインの根本的な観点として「制約の中で成果を出す」という考え方があります。
予算や納期、技術的な制約だけではなく、アプリ(UI)デザインの場合は、
スマホという小さな画面の中に収まるようにデザインしなければならないといった、さまざまな制約があります。
そういった制約の中で、いかにより良いものをデザインできるか。
そこが難しくもあり、面白いところでもあるのだと常々感じています。
なかでも“有限”であり“制約”でもあると感じるのが、時間です。
限られた時間の中で、どれくらいの成果をあげられるのかということは、
起業前も、起業後もずっと考えています。
また、時間の制約というのは、その時々で変化していくものなのだとも感じています。
たとえば、僕は起業当初、人の3倍働こうと思っていました。
これは、「人の3倍やれば大体勝てる、4倍やれば圧勝できる」という理論があって、
その理論を知り、自分も人の3倍の時間働いてみよう決めていたのです。
会社勤めをしている人は1日約7時間、週に5日、1ヶ月で140時間働いています。
それならば、僕は300時間働こうと考え、実際にそうしていました。
ところが、そういった暮らしの中で子供が増え、「子育て」という新しい時間の制約が加わったため、
それが物理的に難しい状況になったのです。
「新しい制約」の中で成果を出すためには、新しい考え方や方法が必要です。
デザインするのと同じように─
そのための手段として、僕が心がけているのが「やらないことを決める」ということです。
自分がやらなくても良いことを切り離して、
任せられる人に任せ、コアなところに注力することで、
少ない時間の中でも成果を上げていけるのではないかと考えています。
他にも方法はあるのかもしれませんが、今自分が大切にしている考え方でもあり、
メンバーにも伝えていきたいと思うことでもあります。
最初から全てを効率的に進めることはできないかもしれませんが、
何かに取り組む際に、必ず出てくるであろう制約を「不」だけにせず、
その中でできる方法を考える思考を持っていて欲しいなと思っています。
また、お客さまとのファーストコンタクトの際にも、
「制約の中で成果を出すために“やらないこと”」という観点でお話させていただくこともあります。
限られた予算や時間の中で、すごくざっくりと大きなことをやりたいというご要望をご提示いただいた場合が、
その例の一つです。
そういう場合には、もう少しやりたいことを絞り込みましょうとか、
これくらいであれば、ご希望の期間内でできます、というように、
最初の筋道をつけて、お互い納得したうえで進められるよう心がけています。
ムダを省いて効率的・効果的に、より良いデザインを提供するためにも、
このようなスタート段階のお客さまとのコミュニケーションは、
今後も丁寧に重ねていきたいと考えています。
UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates 株式会社は、神戸三宮オフィスまで週1出社(それ以外はリモートワーク)できる「デザイナー」「エンジニア」を募集しています。
興味のある方は、カジュアル面談しますので気軽にお問い合わせください!
デザイナー、エンジニア共に募集をしています。
現在は主に開発領域に対して募集しています。